ヨガにホットヨガ。様々な種類があるヨガ。
ヨガで痩せる!という情報が溢れかえっていますが、実際のところはどうなんでしょう?
業務としてヨガ教室の講師を担当することのある立場からヨガを解説していきます。
ヨガで楽しくダイエット
ダイエットの基本は、【 摂取カロリー < 消費カロリー 】この身体を作ることが最短ルートであるというのは様々なところで言われていることですが、楽しく運動できなければ続かないので楽しく出来る運動として注目されているのがヨガなのでしょうか?
ヨガのダイエットの前に、ヨガが流行るようになった経緯を知りましょう。昭和の時代には聞いたこともない「ヨガ」というワードが、なぜ平成にブームになったんでしょう?
ヨガをすることによるダイエット効果が注目され始めたのは2002年か2003年くらいでしょうか。ハリウッドセレブがヨガをしているところが大々的に宣伝されたり、雑誌でヨガが取り上げられた辺りから、ヨガのブームが始まったと記憶しています。
ヨガのメリット
雑誌などで取り上げられているヨガ。メリットはなんでしょう?一般的にヨガのメリットと言われている事柄を一緒に見ていきましょう。
静かに腹式呼吸をしながら、独特な姿勢をキープしたり、普段使わない筋肉を使う運動をしたりします。ヨガの運動自体はきついものではないですが、20分から30分ほど継続することで汗が出やすくなり、有酸素運動の効果を期待できます。
ダイエットにヨガのような有酸素運動をすることで、1回1回の運動は簡単なものでも、継続することで高い効果が期待できます。スローな感覚なので自分のペースで行っていくことができ、終わった後は体がポカポカと温まるので気持ち良くなれます。
集団で行うので、寂しくない。
ヨガのデメリット
メリットばかり注目されていますが、みんなに良いわけではありません。気になるデメリットを見ていきましょう。
瞑想が迷走になってる。
※瞑想じたいは、アメリカで効果が認められている行為です。
あの人が出来るポーズを私は身体が硬いから出来ない。
→できない経験が増えていくのは好ましくありません。
インドの宗教儀式を、なぜ日本人が行う?
→今回は、ここを深く掘り下げていきましょう。
ヨガはインドの宗教儀式
いきなり宗教儀式と書かれると、少し構えてしまいますね。
ヨガを理解するためにちょっとした例えを。
- 日本人が全員金閣寺に住んでいると外国人に思われる事が多いですが、実際は違います。
- 日本人が全員着物を着ていると外国人に思われる事が多いですが、実際は違います。
- 日本には忍者がたくさんいると外国人に思われることが多いですが、実際に忍者を見かけません。
少し例え話が多くなりましたが、インド人も全員ヨガをしているわけでは無いという事です。
私が今まで学んできた中では、インドでのヨガは、出家した人がするもの。
ヨガの目的は「魂のレベルを上げるため」にすること。←輪廻転生を信じている国民性ならではの考えですね。
なぜ、魂のレベルを上げる必要があるのか?
インドでは輪廻転生を繰り返して魂のレベルを上げて人間から神様になると信じられています。
その、魂のレベル上げの「飛び級」的な行為がヨガです。
一言で言い表すと、
この身体は壊れてもなんでもいいので、魂のレベルを上げてください。
こう、神様にお願いします。
これがインドで行われているヨガの本質です。
身体を壊してまで魂のレベルを上げるインドの宗教儀式を日本の一般人が行っています。調べれば出てきますが、ヨガトレーナーで呼吸器系の疾患で亡くなっている方の話も聞きます。これは、普段から「息を吐いて吐いて~」とやっているので横隔膜に負担がかかり過ぎているんでしょう。
ヨガは、インドの宗教儀式をアメリカを経由(ビジネス要素を追加)して日本に入ってきたとも言われています。
ヨガでのトラブル
まずは、参考記事。
2012年には、アメリカの医師が「ヨガは身体を壊す」と警鐘を鳴らしています。
日本でも、国民生活センターへの「ヨガによる苦情相談」は年々増え続けています。
参考記事を読んでください。
ヨガの隠れたメリット
先ほど、ヨガはインドの宗教儀式がアメリカを経由して、ビジネスの色を付けて日本に入ってきたと書きました。
ヨガのインストラクターになるには国家資格はいりません。あなたもヨガのインストラクターになりたい!と思ったら、2~3か月「ヨガのインストラクター養成講座」に通えばヨガのインストラクターになれるでしょう。
↑日本でも有名人がヨガのインストラクター資格を取得していました。こちらは、ビジネス色が濃すぎて叩かれています。
ヨガもう一つのメリット
ヨガスタジオを開業するのに費用が安いという事です。
安価にヨガインストラクターの資格が取れて、安価にヨガスタジオを開業できる。
こんな開業のしやすさが、ヨガスタジオ増加の後押しになっているのでしょう。
ヨガまとめ
自分の身体の硬さは、自分が一番知っています。怪我をしないように、ほどほどにやりましょう。
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