プロテインダイエット。よく聞きますね。有名なのは食事をプロテインに置き換える方法でしょうか?
辛い運動をしなくてもダイエット効果を期待できることから、一度は試してみた人も多いことでしょう。
あなたはプロテインダイエットを実践してみましたか?
プロテインダイエット
プロテインダイエットは健康的に痩せられる方法として注目を集めていた時期がありました。今はあまり聞きませんね。
たんぱく質は、人体をつくる上で欠かせない三大栄養素の一つです。プロテインとはたんぱく質を分解したものであり、体をつくる原材料になります。プロテインは、高い物から安いものまで多くの種類があります。
ボディービルダーやスポーツ選手が摂取しているイメージが強いだけに、一般人の私のダイエットとは結びつかないようにも思えるプロテイン。
ダイエットを成功させるためには、筋肉の材料であるたんぱく質は摂りつつも、カロリー過多にならないことが大切です。
そもそもプロテインって?
プロテインは筋肉の元になるたんぱく質です。
プロテインを摂取して、体内で分解されます。その分界手順は、タンパク質>トリペプチド(トリとは3つという意味。ペプチドが3つくっ付いている形になるんですね)>アミノ酸。
このように摂取したプロテインは体内でアミノ酸に分解されます。筋肉に直接たんぱく質が届くわけではありません。
じゃあ、アミノ酸をダイレクトに摂ればいいじゃないか?そう思いますよね?アミノ酸をダイレクトに摂取しようとすると2つの大きな壁があります。
それは、値段が高い。まずい。この2つの壁です。日常的に摂取したいプロテイン。値段が高いのは続けにくいです。また、不味いので飲みにくいです。
プロテインのゴールデンタイム
プロテインは直接筋肉に届かない。さきほど、こう書きました。
一般的にトレーニングの後に傷ついた筋肉を修復するためにアフタープロテインなどと言われていますが、タンパク質>トリペプチド>アミノ酸。この体内分解には時間がかります。
運動で筋肉が傷つけられて、それを修復する過程で今までよりも大きな筋肉になるのが筋トレです。
筋肉が傷つけられたタイミングで筋肉の修復材料が体内にある方がいいよね。と言うのがプロテインのゴールデンタイムです。具体的には、体内でプロテインを分解中にトリペプチドとして滞在してる時間に運動をするという事です。
このタイミングがプロテインを摂取してから2~3時間後と言われています。
プロテインとダイエットの関係は?
ダイエットをしている人の中には、カロリーを制限するために食事の量をなんでもかんでも闇雲に減らしている人もいます。
肥満対策には、カロリーの多い食事を摂らないように心がけることが重要ですが、計算されていないカロリー制限は、脂質や糖質以外の、肝心な体にいい栄養素が足りなくなりがちです。
健康な身体を作ったり、生命維持に必要な栄養素が欠けると、筋肉を分解して生命を維持します。【タンパク質(筋肉)>ペプチド>アミノ酸】こんな順番で自分(脳が)で自分(筋肉を)を食べてしまいます。その結果、代謝が落ちていきます。
筋肉量が減り脂肪が増えると体型は変わっていないのに体重の増加という事態や、筋肉量低下による代謝の低下からくる低体温で免疫機能の低下に。カロリー制限よりも筋肉量の保持に注意が必要になります。
前置きが長くなりましたが、プロテインダイエットでは、必須の栄養素であるプロテイン(タンパク質)を摂りながら、肥満の原因となる脂質や炭水化物を控えるので、筋肉量を落とさず理想に近いカロリーを制限できます。
プロテイン以外にも運動を
結局、こうなります。プロテインを飲むだけで痩せる!なんて期待してたのに残念です。
カロリーが燃えやすい体をつくるには、プロテイン摂取と運動による筋力増強を組み合わせることでが大切す。
プロテインを利用して(水分でお腹を満たして)カロリー制限(水分でお腹が膨れて主食がたくさん食べれなくなります)を行うことと、適度な運動を組み合わせることで、健康増進と体脂肪の燃焼をはかり、身体のコンディションを改善します。
健康のために欠かせないたんぱく質をプロテインから確保しつつダイエットを行うことで、ダイエット時によくある栄養不足からくる肌荒れや抜け毛のリスクも回避できます。
適度な運動って?
スタート地点が違います:人それぞれ、出来る運動レベルが違います。使いこなせる筋肉量も違います。
必要な運動内容が違います:適切な運動とは何か?筋肉を増やしたい人と、体型を絞りたい人で適切な運動は違います。
思い付きでランニングをして、不適切なフォームでランニングをした結果、膝を痛めてしまってはダイエットで考えると、とっても遠回りになります。
やはり、専門のトレーナーに身体の使い方から指導してもらうのが一番ではないでしょうか?
編集後記
プロテインを分解するのは、あなたの内臓です。プロテイン摂取というのは内臓の負担を増やすというデメリットがあります。
ダイエットとタンパク質で考えるならば、食事前にお豆腐を1パック食べてから食事をした方がタンパク質不足にならず、食事前にお豆腐でお腹がある程度満たされているので、食事量も制限できて良いのではないでしょうか?
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