実際に行っているトレーニングの流れです。毎回この流れで実施しています。
①カウンセリング
お客さまの身体の状態に合わせ、無理なく実施していただきたいので身体の状態を確認しています。前回のトレーニングを実施している最中には気づかなかった身体の変化や、疑問などが出ることがあるので前回やってみてどうだったかの確認もします。そういった部分を解消しないと気持ち良くトレーニングに入れないので確認させていただいてます。トレーニングをしていると実は不安や疑問がたくさん出てきます。それらにしっかり応えてからトレーニングに入っていきます。
また、体に不調がある場合は、体の調整をおこないます。正しい骨格の状態でトレーニングをしないと正しく筋肉を動かせなりますし、正しい骨格の状態でトレーニングを実施しないとどこかに過剰な負担がいき身体を痛めてしまうことがあるからです。
体やメンタルを万全の状態にしてからトレーニングに入っています。
②ベーストレーニング
検査でチェックした現在の身体ではあまり使われていないが、身体にとって大事な部分のトレーニングをおこないます。チェックを兼ねて実施します。
このベーストレーニングができていないと他のトレーニングを実施しても効果が薄くなってしまいます。または、後々怪我に繋がってしまうケースもあります。
建物を建てる時に必ず基礎工事を実施しますよね。このベーストレーニングは、身体の基礎工事(土台)となるトレーニングになります。
トレーニングスタート時はこのベーストレーニングを実施する割合が高いですが、回数を重ねるごとに少しずつ割合が低くなっていきますが定期的に必ずやります。使えば進化しますが、使わなければ元に戻る。または退化するという可逆性の原則やルーの法則が身体には働いているからです。トレーニングに慣れてくるとベーストレーニングをやらなくなるトレーナーが多いですが、私は基本が大切だと考え毎回実施します。
③メイントレーニング
お客様の今の状態に合わせ、目標とされている身体になるためのトレーニングをおこないます。
筋力トレーニング、ストレッチ、ご自身で体の調整ができる方法などを中心に指導します。
この運動をする意味や正しい体のポジション。動作のスピードや正しい動かし方などを一つ一つ説明しながら理解していただきおこなっていきます。
なぜこの運動をしているのか?この運動は何のためなのか?どういう効果があるのか?納得していない状態でやっていてもただやらされているだけになってしまいます。しっかり理解し意識しながらおこなうことで意識性の法則が働きより効果が得られやすくなります。
④宿題
次回までの宿題を伝えます。宿題は、ベーストレーニングやメイントレーニングで実際に実施した内容が宿題となります。
前回出した宿題は、トレーニング中に正しくできているかのチェックを必ずやります。
なぜ宿題を出すのか?
それは、トレーニングのやり方をマスターして欲しいからです。なぜなら、身体作りは一生ものだと考えているからです。身体は何もしなければ衰えます。ということは、身体作りは一生ものですよね。だからこそ、釣った魚を上げるのではなく、釣り方を教えその方が困らないようにする。と同様にトレーニングをただやってもらうのではなく、やり方を教えマスターしてもらいたいのです。そうすることでご自身でできるようになることが大切だと考えています。
ただし、定期的なチェックは必要ですが、自立すれば毎回くることもなくなります。私自身も定期的にトレーニングのチェックをしてもらっています。人には癖がありますので自分ではちゃんとできていると思っていてもだんだん自己流になってしまいます。
⑤体調確認
最後に体調の確認をおこないます。何か違和感などを残したまま帰宅して欲しくないからです。必要に応じて対応してから帰宅していただきます。
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