皆さんこんにちは。パーソナルトレーナーの渡辺です。
トレーニングジムというと中でどのようなことが行われているか見えにくいですよね。
ましてや、パーソナルトレーニングというと‘とっても辛い運動をさせられるんじゃないか?’なんて身構えてしまう人も多いのではないでしょうか?
当施設で普段のパーソナルトレーニングがどのように行われているか。
日々私がトレーニング中のお客様との会話などを紹介させていだきます。
お客様との会話の中で様々なことをお伝えしているので、きっと皆さんのお身体づくりの参考に
なると思います。
※毎回、お客様は別の方ですが、プライバシーの関係もあるのですべてAさんとして記載させていただきます。
私:こんにちは。今日の体調はいかがですか?
Aさん:今日はあまり調子が良くないんです。。。
私:お話できる範囲で良いので具体的にどのように調子が悪いのか?教えていただけますか?
Aさん:具体的には、○○です。(個人情報のため割愛させていただきます)
私:わかりました。では、今日は様子を見ながら軽くやりましょう。
私:体の不調は、身体の歪みから来ていることが多いので、まず歪みのチェックから
やりましょう。ご自身で簡単に簡易的に調整できる方法があるのでそれをやってみましょう。
肩甲骨、骨盤、背骨の調整を実施
Aさん:歪んでましたね。。。このやり方だと簡単に自宅でもできますね。
自宅でもやりますね。
歪みが取れたからはわかりませんが、身体の調子が良くなってきました。
私:良かったです。それではトレーニングに入りましょう。
私:今日の身体の歪みの状態からすると、肩甲骨周辺の筋肉がまだ緊張しやすいみたいですね。
Aさん:そうなんです。トレーニングをやりはじめて、ずいぶん改善したのですが、まだ時々肩が
凝りますね。
私:そうなんですね。肩甲骨の動きはとても良かったので、原因は他にあるかもしれませんね。
Aさん:えっ?
私:先ほど歪みの調整をした時に、脇腹の動きに左右さがあったの覚えていますか?
Aさん:はい。覚えています。
私:脇腹に左右差があるということは、大きく分けて2つの原因が考えられます。
1つ目の原因は、肩に左右差がある場合です。手には利き手というのがあるので
どうしても利き手をたくさん使ってしまいます。
その為、大抵の方は、利き手側の肩が前にずれてしまっていることがあります。
2つ目の原因は、骨盤のズレから起こる場合です。骨盤のズレは様々な原因から起こります。
Aさんの今日の状態と今までのトレーニングから推測すると、下半身からくる骨盤のズレが
今回の身体の歪みですね。今日はその改善のためのトレーニングを中心におこないましょう。
事前チェック
私:今立っている感覚を覚えていてください。
Aさん:わかりました。
トレーニング開始
トレーニング終了
私:これで今日のトレーニングは終了です。では、トレーニング前にチェックした状態と
今の状態を比べてみましょう。
トレーニング前にチェックした状態と同じ姿勢で立ってみてください。
どうですか?
Aさん:えっ?
不思議?立っているのに立っている感じがしないです。なんというか無重力の場所にいる
みたいな感じです。身体のどこにも力を入れずに立ててます。
私:良かったですね。これが本来の正しい姿勢なんです。事前チェックの時にどれだけ下半身に
力が入っていたかわかりましたか?
Aさん:はい。とてもわかりました。下半身が不安定だったので無理に力をいれて立っていたんだ
な。と思いました。これだけ力が入っていたら下半身痩せないですよね?
私:そうなんです。とても良い所に気づきましたね。この状態がキープできるようになれば余計な
力が下半身に入らなくなるので、痩せていきます。ただ、長年の癖が身体にはあるのでキープ
できるようになるのに少し時間がかかります。なるべくキープできる期間を長くしたいので、
宿題をいくつか出しますね。
Aさん:はい。宿題やります。
宿題の説明
私:今日のトレーニングは以上です。体調はいかがですか?
Aさん:もう絶好調です。肩の凝りも体の不調もありません。宿題頑張ります。
ありがとうございました。
私:ありがとうございました。またお待ちしてます。
こんな具合に普段のトレーニングを進めています。
いかがでしたか?想像していたトレーニングと違いましたか?
パーソナルトレーニングというと、100kg持ち上げられるまでトレーニングだ!
気合で持ち上げろ!!
という方向性のトレーニングを想像されることが多いですが
当施設のトレーニングでは
- 今ある筋肉を左右差なく使いこなす
- 右半身で何か作業しているときでも左半身の筋肉が連動して動ける体
こういった体づくりを目指しています。
新しい筋肉をつける前に今ある筋肉を使いこなせれば、基礎代謝が上がるかもしれません。
これはダイエットやリバウンド予防に役立ちそうですね。
右半身と左半身に連動性が取り戻されれば、普段の生活がもっと楽になるかもしれません。
これは介護予防に役立ちそうですね。
どちらも体を自由に動かせるうちに始めた方が、トレーニングは辛くありません。
トレーニングなんて私には長続きしないよ!
そう思われる方も、期間や人数の限定はありますが
パーソナルトレーニングの無料体験も行っています。
パーソナルトレーニングに興味を感じた方は、下のLINE@からご連絡ください。
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